1/F

2023→2024

2023年は厄年だった。
厄とかあんまり考えたことなかったけど、やっぱり昔の人の経験則で厄というものが信仰されているなら、32才ごろに色々重なるぞというのはこういう感じかと思ったりした。(調べたら諸説あるらしい)

 

仕事的にも家庭環境的にも体調的にも色んなことがありすぎた。
5年働いて2回ほど休職しつつ色んな人間と色んな経験して、また身体が壊れそうになったのでもういいなと思った。
5年体調壊してでも働いた分、来年は4月くらいから1年くらい休みます(どうしようもなく真面目だから引き継ぎが終わってから辞める)。

 

去年からだけど自分の精神状態と加え、仕事が忙しすぎる(毎日9~11時間客と話したり提案したり分析したり育成したり基盤構築したり…我ながらよくわからない)のもあって、絵とか漫画が全然描けなくて、34pの漫画と28pの短歌イラスト本しか作れなかった。
仕事が終わっても脳が疲れ切ってて何もできない。難しいことも考えられない。考えたいことにも向き合えない。多分世の中こんな人多いんだと思う。
夏頃、急にこんな人生駄目だなと思った

 

どうしてもまともな人間でいることを幼き頃から植え付けられてきた人間だからある程度働かねば(それに自分の特性として没入出来るので働けてしまう)とか思ってたけど、夏頃から全てを虚無に感じるようになった。
さらに秋にかけて親の大病などゴタゴタがあり、余命という単語が脳裏をよぎった途端、なんかもう全てどうでもよくなってしまった。
流石にこれで今まで通りにこの先5年働いてしまったら、生きている実感がなく死んでいく気がした。

 

宗岡さんに休職中に描いてた漫画を見せた時「ずっと描き続けてる人の絵だね!」と言われたのが、これまで絵や漫画を褒められても全然ピンとこなかったのに一番嬉しかったとよく思い出す。
「ずっと描き続けている」という過程を見てくれたのが嬉しかった。
限られた寿命の中で死ぬ前に「描き続けたな〜」と実感が得られるような生活がしたいなと…いや、描き続けられなかったという実感を持って死にたくないと思った。

 

来年は、とりあえずまずは健康(年末休み開始早々胃腸炎になり、今帰省先でへばっている)。
忙しくて蔑ろにしてたことにちゃんと向き合いたいものです。
あと、こんなうだうだ書かずに自分ができることを手を動かして頑張ってきたいと思います。

みなさま良いお年を。